2019年度 始まりました
2019年度青井研始まりました!
色々調整しているうちに5月の半ばとなってしまいましたが、まずは4月10日にあったキックオフのことから。
例年通り、メンバー紹介から始まり、研究室の姿勢、ゼミとサブゼミについて、プロジェクト紹介などがありました。ここではサブゼミについて特筆していきます。
読書会と言われるサブゼミは、各本ごとに班に分かれ、メンバー内で精読、発表するという流れです。各班3回発表の機会があり、1,2回は本の内容について、3回目は建築に繋げての発表となります。このサブゼミ、かなり大変なのですが、具体と抽象を行き来させる思考のプロセスや、建築に対する新しい視座など、得れることは本当に多かったなあと去年一年やってみて思いました。(今年も頑張ります、、!)
さて今年度のラインナップは以下の通りです。
A 裸の獣とそのアート
島泰三『はだかの起源:不適者は生きのびる』(講談社学術文庫,2018)
港千尋『洞窟へ:心とイメージのアルケオロジー』(せりか書房,2001)
B 人間の外から見る文明史
ディビッド・モントゴメリー『土の文明史』(築地書館,2010)
C ポスト・ヒューマニティの思考
ブルーノ・ラトゥール『虚構の「近代」:近代人類学は警告する』(新評論,2008)
D 芸術の存在構造
アーサー・C・ダントー『ありふれたものの変容:芸術の哲学』(慶應義塾大学出版会,2017)
キックオフの後は飲み会でした。今年度は20人中11人が新しいメンバーなので研究室の雰囲気もだいぶ変わりそうです。女木島やTORなどのプロジェクトも新体制でスタートしているので楽しみです。
ということで今年度もよろしくお願いします。
M1 棟方